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2021.01.05
20年のシンガポールGDP成長率は5.8%減、19年ぶりマイナス成長

シンガポール貿易産業省によると、2020年第4四半期(10~12月)のGDP成長率は前年同期比3.8%減となり、4四半期連続でのマイナス成長を記録した。これにより、2020年通年のGDP成長率は前年比5.8%減と、2001年以来19年ぶりのマイナス成長となった。

新型コロナウイルスの流行によってサーキットブレーカー措置が導入され、様々な経済活動が停滞したことが響いた。ただ、同省が11月に発表した予想値6.0%減~6.5%減は上回った。

業種別では、建設業が前年比33.7%減と大幅なマイナスを記録。経済・社会活動の制限で建設工事が中断したことなどが重しとなった。また、宿泊・飲食・不動産サービスなどが12.6%減と大きく落ち込んだことから、サービス業は7.8%減少。その他、卸売り・小売り・運輸・倉庫も11.2%減となった。一方、電子部品や精密エンジニアリング、バイオ医療などが好調で、製造業は7.1%増加した。

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投稿更新日:2021年01月05日