海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2021.02.22
21年1月の米中古住宅販売は3ヶ月ぶり高水準、価格も在庫不足で高騰

全米不動産協会(NAR)によると、2021年1月の中古住宅販売件数(季節調整済)は、年率換算で前月比0.6%増(前年同月比23.7%増)の669万戸となり、3ヵ月ぶりの高水準を記録した。

住宅ローン金利が歴史的な低水準にあることに加え、コロナ禍でより広い一戸建て住宅への住み替え需要が拡大していることが引き続き米住宅市場の追い風となっており、2006年以来の高い水準を維持している。

物件種別ごとの販売を見ると、一戸建て住宅が前月比0.2%増の593万戸、コンドミニアムが同76万戸となった。また、地域別では中西部が前月比1.9%増の157万戸、南部が同3.2%増の294万戸だった一方、北東部は同2.2%減の87万戸、西部は同4.4%減の131万戸となった。

その他、中古住宅在庫は前年同月比25.7%減の104万戸と過去最低水準に減少。直近の実績を基にした在庫の消化期間は1.9ヵ月となり、前年同月の3.1ヵ月から大幅に縮小した。

また、在庫不足を背景に中古住宅価格(中央値)は、前年同月比14.1%増の30万3,900ドル(約3,200万円)と、1月としては過去最高を記録。一戸建て住宅は前年同月比14.8%増の30万8,300ドル、コンドミニアムは同8.6%増の26万9,600ドルだった。

NARのチーフエコノミストであるローレンス・ユン氏は、「在庫の選択肢が増えれば、販売は簡単に20%増える可能性がある」とし、在庫を増やす必要があるとの見解を示している。

アメリカ不動産についての最新情報

アメリカ不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.04.22
中国決済大手アント、KLの国際金融区に新拠点を開設へ

中国のEC大手アリババ・グループ傘下のフィンテック大手アント・グループはこのほど、事業の国際展開を担うアント・インターナショナルの新たなマレーシア拠点を、首都クアラルンプールの国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に開設すると発表した。 同社...[記事全文]

2024.04.17
マニラ首都圏パシッグ市のアルコビアシティ、IT特区に認定

フィリピンの不動産開発大手メガワールドはこのほど、マニラ首都圏パシッグ市ウゴン地区で進めているタウンシップ開発事業「アルコビア・シティ」が、フィリピン経済区庁(PEZA)から特別経済区(スペシャル・エコゾーン)に認定されたことを明らかにした。 アルコビア・シ...[記事全文]

2024.04.15
大谷翔平氏、ハワイ島高級リゾートの第1号所有者に

米カリフォリニア州を拠点とする不動産開発会社ウェストポイントはこのほど、ハワイ島に開発する高級リゾート「ザ・ビスタ・アット・マウナケア・リゾート」のマーケティングパートナーに、米メジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平氏が就任することを明らかにし...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2021年02月22日