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2021.05.18
21年1QのタイGDPは2.6%減、観光低迷で5期連続マイナス

タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)によると、2021年第1四半期(1~3月)のGDP成長率(速報値)は、前年同期比2.6%減だった。個人消費や公共投資はほぼコロナ前の水準を回復し、輸出も改善しているものの、新型コロナウイルスの影響で入国規制などが続く中、主要産業である観光関連産業が引き続き低迷していることが重しとなり、5四半期連続でのマイナス成長となった。

詳細を見ると、建設業が12.7%増、製造業が0.7%増、農業が1.9%増と底堅く推移。また、アメリカや中国の需要回復を受けて、輸出も2.3%増と改善した。一方、外国人旅行者がほぼゼロ(前年同期比99.7%減)となる中、観光業は63.5%減少。また、宿泊・飲食サービスが35%減、輸送・倉庫も17.7%減と落ち込んだ。

足元で新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあることから、NESDCは2021年通年のGDP成長率見通しを1.5~2.5%(従来見通しは2.5~3.5%)に下方修正。また、観光業への打撃は前年よりも深刻になると見ており、年間の外国人観光客は前年の320万人を大幅に下回る50万人程度にとどまると予測している。

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投稿更新日:2021年05月18日