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2021.05.19
21年4月の米住宅着工は9.5%減、旺盛な需要がサプライチェーンに影響

米商務省によると、2021年4月の米住宅着工件数(季節調整済み)は、年率換算で前月比9.5%減の156万9,000戸となった。歴史的な低水準にある住宅ローン金利や雇用情勢の改善を背景に、住宅需要は引き続き旺盛な状況にあるものの、木材などの建材価格が高騰していることで建設業者が着工を遅らせており、供給が滞っているという。

詳細を見ると、最大のシェアを占める一戸建て住宅の着工件数は、108万7,000戸と前月比で13.4%減少。一方で、建設許可が下りたものの着工されていない件数は、4月末時点で5%増の23万2,000戸と、1999年1月の統計開始以降で最高を記録しており、建設業者の着工先送りを裏付けるデータとなっている。

また、地域別では中西部が34,8%減の19万3,000戸、南部が11.5%減の80万4,000戸と大きく落ち込んだものの、西部は9%増の40万戸、北東部は6.2%増の17万2,000戸と増加した。

米不動産業界では、在庫ギャップ解消には毎月の住宅着工件数と完成件数が、150万~160万戸に達する必要があると見られているが、住宅完成件数は4.4%減の144万9,000戸にとどまっており、引き続き供給不足の状態が続く見通しとなっている。

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投稿更新日:2021年05月19日