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2021.05.26
21年4月の米新築住宅販売は5.9%減、価格高騰が影響
米商務省によると、2021年4月の米新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み)は、年率換算で前月比5.9%減の86万3,000戸となった。
歴史的な低金利環境を追い風にコロナ禍でも活況が続いてきた米住宅市場だが、木材など建築資材の価格高騰によって新規供給が抑制される中、需給ひっ迫で住宅価格も大きく値上がりしていることから、買い手の動きが鈍った可能性がある。
地域別に見ると、西部が7.9%増の16万4,000戸となった一方、北東部は13.7%減の4万4,000戸、中西部が8.3%減の11万戸、南部が8.2%減の54万5,000戸だった。
その他、販売価格(中央値)は前年同月比20.1%上昇の37万2,400ドル。また、在庫は31万6,000戸(前月は30万4,000戸)に増加したものの、4月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.4ヵ月と、健全な需給水準とされる6~7ヵ月を引き続き大きく下回った。
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投稿更新日:2021年05月26日