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2021.07.07
21年上半期の全米家賃は9.2%上昇、全国的にコロナ前の水準上回る

米不動産ポータルサイト「Apartment List(アパートメント・リスト)」が公表したレポートによると、2021年上半期(1~6月)に全米の家賃は9.2%上昇した。過去数年間、上半期の家賃の伸びは2~3%程度に収まっており、今回の伸び率は記録的なものだという。

レポートは、前年に新型コロナウイルスのパンデミックで下落した反動はあるものの、家賃水準はコロナ禍で伸びが妨げられていなかった場合に想定されるレベルを全国的に超えてきていると指摘している。

また、大幅な伸びの背景には、住宅の供給不足で賃貸物件の在庫がタイトなうえに、コロナ禍での住宅価格の高騰で賃貸物件に関心が移ってきていることがあるといい、家賃の上昇傾向は今なお継続していると説明している。

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投稿更新日:2021年07月07日