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2021.09.30
21年3QのベトナムGDP成長率は6.17%減、マイナスは統計開始以降初
ベトナム統計総局(GSO)は29日、2021年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率が、前年同期比6.17%減になったと発表した。四半期ベースのGDPがマイナスに転落するのは、公式統計を遡れる2000年第1四半期(1~3月)以降では初となる。
ベトナムはこれまで感染抑制に成功していたこともあって、コロナ禍に突入した2020年も四半期ベース・通年ともにプラス成長を維持していた。しかし、今年に入ると変異株の影響で感染状況が悪化。7月以降、全国各地でロックダウンを含む厳しい社会的隔離措置が導入されたことで、経済が大きな打撃を受けた。
産業別に見ると、GDPへの寄与度の高い工業・建設業が前年同期比で5.02%減少。7月以降、工業団地や建設現場において、労働者を職場に宿泊させる「工場隔離」が実施され、多くの企業が操業停止状態に追い込まれたことが響いた。また、宅配業者の移動制限が強化されたことで物流網が混乱し、オンライン消費に影響が出たこともあり、サービス業も同9.28%減と低調だった。
なお、1~9月の累計GDP成長率は、前年同期比で1.42%増加。2021年通年の成長率について、エコノミストの間では3%増前後との予想が目立っている。
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投稿更新日:2021年09月30日