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2021.10.05
9月のランカウイ島のAirbnb検索は13倍に急増、トラベルバブル開始で

米大手民泊サイトAirbnb(エアビーアンドビー)はこのほど、マレーシアの人気リゾート地であるランカウイ島の宿泊施設に関する検索件数が、9月第3週(13~19日)に前月比13倍以上に急拡大したことを明らかにした。

背景には、9月16日からランカウイ島で、移動制限を緩和して国内観光客を受け入れる「トラベル・バブル」の試験運用が開始されたことがある。

また、エアビーアンドーは、首都圏など大部分の都市で9月10日からロックダウン(都市封鎖)が解除されたことから、家族や友人と1週間以上の長期の国内旅行を計画している人が増えているとも指摘。ヴィラ(一戸建て)タイプの宿泊施設の人気化が目立っており、同時期における検索は半年前と比べて2.5倍に増加しているという。

なお、同時期にはポートディクソン(検索数360%増)、マラッカ(同270%増)など、他のリゾート地の宿泊施設に関する検索も大きく拡大。エアビーアンドビーの東南アジア・インド・香港・台湾地域の責任者であるアマンプリート・バジャジ氏は、「規制が緩和される中、旅行に対して強く前向きになるマレーシア人が増えた」と指摘している。

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投稿更新日:2021年10月05日