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2022.01.04
21年のベトナムGDP成長率は2.6%増、過去30年で最低

ベトナム統計総局(GSO)によると、2021年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は、前年同期比で5.22%増となった。これにより、2021年通年のGDP成長率は前年比2.58%と、前年の伸び率(2.91%増)を下回り、過去30年で最低水準を記録した。

ベトナムは2020年こそ新型コロナウイルスの感染抑制に成功し、コロナ禍でもプラス成長を維持した数少ない国のひとつだった。しかし、2021年に入ると変異株の影響で国内でも感染が急拡大。厳しいロックダウン(都市封鎖)などの対応がとられた影響で、前年よりも経済の伸びは鈍化する形となった。

ただ、詳細を見ると、昨年10月以降、ロックダウンが解除されたことで第4四半期のGDP成長率は前期の6.17%減から急回復しており、足元の回復は再び力強さを取り戻しつつある。

第4四半期のGDPを産業別に見ると、工業・建設部門が前年同期比5.61%増、サービス業が5.42%増、農業・林業・漁業が3.16%増といずれも堅調だった。一方で、世界的な渡航制限が続く中、ホテル・レストランは前年同期比15.33%減となるなど、業種ごとの回復度合いには大きな差が見られている。

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投稿更新日:2022年01月04日