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2022.07.21
マンハッタンの平均家賃は初の5000ドル超え、秋に向け一段高か

米不動産仲介大手ダグラス・エリマンと不動産鑑定会社ミラー・サミュエルによると、2022年6月におけるニューヨーク州マンハッタンのアパート(マンション)平均月額賃料は、前年同月比29%上昇の5,058ドル(約69万9,500円)となり、初めて5,000ドルの大台を突破した。また、中央値で見ても、平均月額賃料は前年同月比25%上昇の4,050ドルと大幅な伸びを示し、過去最高を更新している。

この他、ニューヨーク市の自治区のひとつブルックリン区でも、アパートの平均月額賃料が前年同月比20%上昇の3,822ドル、中央値が同22%上昇の3,300ドルと共に過去最高を更新した。

通常、マンハッタンのアパート空室率は、1~2%程度の極めて低い水準で安定しているが、新型コロナウイルスの流行当初は一時6%超の記録的な水準まで上昇した。ただ、経済活動の正常化が進む中、今年6月末時点で空室率は1.9%にまで低下しており、賃貸可能なアパートも前年比46%減の約6,400戸にまで減ってきている。

ミラー・サミュエルのCEOを務めるジョナサン・ミラー氏は、マンハッタンの賃貸市場について「少なくともまだ減速の兆候は見られない」と指摘。住宅ローン金利の上昇が潜在的な買い手を賃貸市場へと向かわせ、需給のさらなるタイト化が進むと見られる中、マンハッタンの賃料相場には今後数ヵ月のうちに一段のインフレ圧力が加わる可能性があると見ている。

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投稿更新日:2022年07月21日