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2023.02.16
22年の在外フィリピン人送金額、2年連続で過去最高

フィリピン中央銀行によると、2022年通年の在外フィリピン人からの本国送金額が、前年比3.6%増の361億3,600万ドル(約4兆8,420億円)となり、2年連続で過去最高を更新した。伸び率は5年ぶりの高水準となる。

世界的に経済活動の再開が急速に進んだ中、人手不足によって外国人労働者に対する需要が高まったことが、送金額の拡大に繋がったと見られる。

銀行経由による送金額を国・地域別に見ると、アメリカからの送金が全体の41.2%占めて最大で、以下、シンガポール、サウジアラビア、日本、イギリス、アラブ首長国連邦(UAE)、カナダ、カタール、台湾、韓国と続いた。

出稼ぎ労働者の多いフィリピンでは、こうした在外フィリピン人からの本国送金額がGDPの約1割の規模に上っており、活発な個人消費を後押ししている。

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投稿更新日:2023年02月16日