海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2023.10.06
23年3Qのホーチミン住宅成約数が倍増、回復の兆しか

英不動産サービス大手サヴィルズによると、2023年第3四半期(7~9月)におけるベトナム南部ホーチミン市のマンション成約数は、前年同期比で約2倍、前期比では約7倍の2,003戸に急増し、過去5四半期で最多となった。

ホーチミン市のマンション成約数は、コロナ禍からの景気回復に伴う需要の急増を受けて、2022年第2四半期(4~6月)に約9,000戸に達していた。しかし、その後は、不動産会社向け融資の規制強化や一部大手不動産会社の不正な資金調達に伴う信用収縮、金利上昇による購買力の低下などが市場を冷え込ませ、同年第3四半期には約1,000戸にまで急減していた。

販売が急増した大きな要因としては、社債発行の条件などを緩和する政令を制定するなど、政府が業界支援策を打ち出した結果、物件の新規供給が拡大したことが挙げられる。2023年第3四半期に新たに市場に供給された物件は、前期比7倍の2,528戸に急増している。

また、今年3月以降、ベトナム国家銀行が政策金利を立て続けに引き下げたことで住宅ローン金利が低下し、中間層のマイホーム購入需要を刺激したことも販売を後押ししたと見られる。

業界関係者からは最悪期は過ぎたとの声が聞かれるものの、好況期に無理な資金調達を進めた不動産会社の債務問題は依然として残っていることから、引き続き慎重な姿勢は崩していない。

ベトナム不動産についての最新情報

ベトナム不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.04.22
中国決済大手アント、KLの国際金融区に新拠点を開設へ

中国のEC大手アリババ・グループ傘下のフィンテック大手アント・グループはこのほど、事業の国際展開を担うアント・インターナショナルの新たなマレーシア拠点を、首都クアラルンプールの国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に開設すると発表した。 同社...[記事全文]

2024.04.17
マニラ首都圏パシッグ市のアルコビアシティ、IT特区に認定

フィリピンの不動産開発大手メガワールドはこのほど、マニラ首都圏パシッグ市ウゴン地区で進めているタウンシップ開発事業「アルコビア・シティ」が、フィリピン経済区庁(PEZA)から特別経済区(スペシャル・エコゾーン)に認定されたことを明らかにした。 アルコビア・シ...[記事全文]

2024.04.15
24年1QのシンガポールGDPは2.7%増、「テイラーノミクス」がけん引

シンガポール貿易産業省によると、2024年第1四半期(1~3月)における実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比で2.7%増加した。伸び率は2022年第3四半期(7~9月)以来、6四半期ぶりの高水準。 詳細を見ると、サービス業が3.2%増と前期(2.0%増)...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2023年10月06日