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2024.03.21
フィリピンのGDP、今後10年で2兆ドル規模に拡大も

世界経済フォーラム(WEF)のボルゲ・ブレンデ総裁はこのほど、フィリピンが投資誘致のための改革を継続すれば、GDPは今後10年間で2兆ドル(約301兆円)に達する可能性があるとの見通しを示した。

2022年のフィリピンのGDPは約4,000億ドル。2兆ドルという経済規模は、現在のカナダやイタリア、ブラジルに相当する。

ブレンデ氏はフィリピン経済について、「改革が続いている限り、楽観的で強気だ」と言及。そのうえで、課題である教育、インフラ、エネルギーへの投資が継続されれば、今後10年間で2兆ドルの経済規模になる可能性があるとの認識を示した。

加えて、ビジネス環境のさらなる改善を進め、起業家やイノベーターにとって魅力的な環境をつくり出せば、より多くのスタートアップ企業、ひいてはユニコーン企業(評価額10億ドル以上の非公開スタートアップ企業)にも繋がっていくと指摘。「フィリピンはユニコーンの国になることを目指すべきだと思う」と期待を寄せた。

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投稿更新日:2024年03月21日