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2025.07.10
比大手財閥SMグループが高級住宅に参入、新ブランド発表

フィリピンの大手財閥SMグループはこのほど、高級住宅を専門とする新ブランド「シグネチャー・シリーズ」を立ち上げ、同市場に本格参入することを発表した。

新ブランドは、SMグループの不動産部門SMプライムが新設した子会社シグネチャー・デベロップメントが展開。同社の代表には、不動産最大手アヤラ・ランドや、シャングリラホテル系の開発会社シャン・プロパティーズで高級物件開発に携わってきた、ホセ・フアン・フーゴ氏が就任している。

シグネチャー・シリーズの物件価格帯は、エントリー物件が1,500万ペソ(約3,870万円)以上、高級物件が2,500万ペソ(約6,450万円)以上、超高級物件が6,500万ペソ(約1億6,770万円)以上を想定しているという。

第1弾プロジェクトは、マニラ首都圏モンテンルパ市の284ヘクタールの敷地を高級住宅地として整備する「スサナ・ハイツ」。250億ペソ(約645億円)を投じ、一戸建て用地や公園などを整備する計画で、住宅用地は1区画750㎡以上、販売価格1億ペソ(約2億5,800万円)以上を予定している。

また、その後の計画として、高級住宅に強みを持つ企業と提携し、マカティCBDに所有する6,000㎡の土地で高級コンドミニアムを共同開発することも示唆した。詳細は適切な時期に発表するとしている。

SMグループはこれまで、中間所得層向けの住宅を主に手掛けてきた。ただ、「POGO」と呼ばれるオンラインカジノが国内で全面禁止となり、関連企業で働いていた約2万人に及ぶ外国人が国外退去を求められる中、彼らの受け皿となっていた低中価格帯の住宅市場が急速に悪化。一方、高級住宅市場は引き続き好調で、大手デベロッパー各社は今後数年間は低中価格帯の住宅供給を絞り、高級物件に注力していく方針を示していた。

スサナ・ハイツの開発イメージ

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投稿更新日:2025年07月10日