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2025.11.10
25年3Qの比GDP成長率は4.0%に鈍化、汚職調査と台風響く

フィリピン統計庁(PSA)によると、2025年第3四半期(7~9月)における実質GDP成長率(速報値)は前年同期比4.0%増となり、4四半期ぶりに減速した。

多数の政治家が絡んだ公共事業における汚職事件の調査の影響で政府支出が停滞したことや、台風などの自然災害が相次いだことが響き、伸び率は2021年第2四半期(4~6月)以降で最低となった。

詳細を見ると、公共投資や民間設備投資を含む総固定資本形成は、前年同期比で2.8%減少。このうち、政府による公共投資は26.2%減と大幅に落ち込んだ。また、GDPの7割超を占める個人消費も、台風の影響で学校や公共機関が休みとなったほか、観光市場にも悪影響が出たことで前期の5.3%から4.1%に減速した。

バリサカン経済企画開発相は、フィリピン経済の失速が「一時的なものだと信じている」とし、年末から来年初にかけて成長の勢いを取り戻すと予測している。ただし、2025年通年のGDP成長率については、「政府目標(5.5~6.5%)の達成は下限でさえも困難だろう」との見解を示している。

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投稿更新日:2025年11月10日