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2018.07.10
オルティガス財閥、CBD開発に260億ペソを投資へ

フィリピンの大手財閥「オルティガス・グループ」の不動産開発部門である「オルティガス&カンパニー」は、マニラ首都圏パシッグ市のオルティガス中央商業地区(CBD)内の複合地区「キャピトル・コモンズ」の開発に260億ペソ(538億円)を投資すると発表した。

同地区内には、日本から約1,000億円の円借款供与も決まっているフィリピン初の地下鉄整備計画「Mega Manila Subway(第1フェーズ)」によって「オルティガス・サウス駅」が設置される予定であることもあり、周辺開発に力を入れたい考え。

同社によると、面積10ヘクタールの用地に、高層コンドミニアム「ロイヤルトン」「インペリウム」「メイブン」の3棟を建設。また、高級ショッピングモール「エスタンシア」の賃貸可能面積を7万6,000㎡拡張し、新たに映画館、飲食店、小売店、財閥SMグループ系の百貨店が入居する予定で、コンドミニアムは3年以内、エスタンシアの拡張は来年の完成を見込んでいるという。

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投稿更新日:2018年07月10日