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2020.01.10
英ナイトフランク「KLの高級住宅市場は19年半ばに底打ちした」

英系不動産サービス大手ナイトフランク・マレーシアは、このほど公表した最新レポート「Real Estate Highlights 2nd Half of 2019(2019年下半期の不動産市場ハイライト)」の中で、首都クアラルンプール(KL)の高級住宅市場が2019年半ばに底打ちしたとの見解を示した。

ナイトフランク・マレーシアのサルクナン・サブラマニアム社長は、「KLの高級住宅市場の底打ちは、香港、台湾、日本、中国、シンガポール、アメリカ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、その他の欧州諸国から、マレーシア不動産購入の引き合いが増えていることで裏付けられる」と指摘。

また、2019年下半期に、中国の雅居楽集団による「Agile Embassy Garden(アジャイル・エンバシー・ガーデン)」(全1,296戸)、マレーシアの不動産大手イースタン&オリエンタル(E&O)と三井不動産グループの合弁会社による「Conlay(コンレイ)」(全491戸)など、4件の大型開発が発表されたことも明るい兆候だとしている。

なお、レポートによると、クアラルンプールでは19年下半期に、都心3ヵ所と周辺2ヵ所でコンドミニアムが完成し、2,572戸の高級住宅が新規供給された。また、20年上半期には11ヵ所でコンドミニアムが完成し、計6,151戸が新規供給される見通しで、新規供給量の増加と共に高級住宅の取引量も拡大すると見込んでいる。

ただ、賃貸市場に関しては、クアラルンプール中心部やモントキアラなどでは賃料が上昇傾向にあるものの、全体的には伸び悩んでおり、引き続き供給過多の状況が続くと見ている。

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投稿更新日:2020年01月10日