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2020.01.14
シンガポールのオフィス賃料、24年まで年平均3.3%上昇の見通し

米系不動産サービス大手Colliers International(コリアーズ・インターナショナル)は、13日に公表したアジアの商業用不動産市場の見通しに関するレポート「Asia Market Outlook 2020」の中で、2019年~2024年にかけてシンガポールのオフィス賃料が年平均3.3%上昇するとの見通しを示した。

オフィス市場の堅調を見込む理由として、2019年~2021年にかけてCBD(中心業務地区)におけるグレードA(最上級)オフィスの新規供給が過去の平均を下回る見通しで、需給ひっ迫の状況がしばらく続くことを挙げている。なお、次にまとまった新規供給が行われるのは2022年になる見通し

その他、同レポートではフィリピンのオフィス市場についても言及。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業やオンラインゲーミング事業者(POGO)フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター(POGO)による旺盛な需要を背景に、2020年~2022年にかけてオフィス賃料が年平均5.8%上昇する見ている。

アジアの優良オフィス市場の見通し
アジアの優良オフィス市場の見通し

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投稿更新日:2020年01月14日