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マレーシアの複合企業YTLコーポレーションのホテル部門YTLホテルズ＆プロパティーズはこのほど、米ホテル大手マリオット・インターナショナルと、2026年12月1日に南部ジョホール州ジョホールバル市で「JWマリオット・ホテル・ジョホールバル」（410室）を開業することで合意した。

「JWマリオット」は、マリオット・インターナショナルの創業者J・ウィラード・マリオットの名を冠した最高級ホテルブランドのひとつ。マレーシアでは、首都クアラルンプールに続いて2軒目の展開となる。

JWマリオット・ホテル・ジョホールバルは、ジャラン・スンガイ・チャットとジャラン・リンカラン・ダラムの交差点に位置するホテル「シスル・ジョホールバル」を、大規模改修する形で開業。同ホテルは今年9月、YTLホテルズがシンガポールの不動産大手グオコランドから、1億5,000万リンギ（約56億5,500万円）で取得していた。

マリオット・インターナショナルのアジア太平洋地域（中国除く）開発担当シニア・バイスプレジデントを務めるD・ショーン・ヒル氏は、ジョホールバルについて、「シンガポールに隣接しており、今後、高速交通システム（RTSリンク）の開通によって、両国間の移動の制約も軽減されるため、戦略的なロケーションである」と語っている。

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