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2025.12.09
マレーシア運輸省、駅近新築物件の駐車場設置規則を緩和へ

マレーシアのアンソニー・ローク運輸相はこのほど、公共交通機関の駅近くで開発される新規の住宅プロジェクトに対し、駐車場の設置規則を緩和する方向で検討を進めていることを明らかにした。

現行規則では開発業者に対し、1戸当たり1~2台分の駐車場を設置するよう求めているが、このことが住宅価格高騰の一因になっていると指摘している。

ローク氏によると、LRT(軽量軌道交通)やMRT(大量高速輸送システム)などの駅近くの新規プロジェクトにおいて、駐車場の設置規則を緩和し、住民に公共交通機関の利用を促していく方針だと説明。また、長期的な取り組みとして、自動車に依存した長年の習慣を断ち切り、公共交通機関を活用したライフスタイルへの移行を進めたいともしている。

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投稿更新日:2025年12月09日