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2020.07.31
ジョホール~シンガポール間の鉄道建設再開で合意、26年開通予定

マレーシアとシンガポールの両政府は30日、マレーシア南部ジョホール州とシンガポール北部ウッドランズを結ぶ高速輸送システム(RTS)の建設プロジェクトを再開させることで合意した。

同プロジェクトは、マレーシア側が政権交代に伴う財政支出の見直しの一環として、コストの削減や事業継続の可能性を精査したいと要望したことを受け、2019年4月から事業が中断していた。

事業の再開にあたって従来の計画は一部変更されることとなり、当初はMRT(大量高速輸送)方式の採用を予定していた鉄道システムについては、LRT(軽量軌道鉄道)方式へと切り替える。

また、同路線をシンガポール側のMRTトムソン・イーストコースト線(TEL)に接続させる計画は取りやめる。それに伴い、TELのマンダイ車両基地の活用は中止し、ジョホール州ジョホールバルのワディハナに、新しい車両基地を設置する。なお、開通予定時期は、以前に合意していた「2024年末まで」から2年延長し、「2026年末まで」としている。

RTSは、シンガポールのウッドランズ・ノース~マレーシアのブキチャガー間の約4kmを約5分で結ぶもので、両地域の連絡橋「コーズウェイ」の渋滞緩和に繋がることが期待されている。

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投稿更新日:2020年07月31日