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2020.08.17
20年Q2のマレーシアGDP成長率は17.1%減、アジア危機上回る落ち込み

マレーシア中央銀行によると、2020年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率は前年同期比マイナス17.1%となった。新型コロナウイルスの感染防止策として3月中旬から活動制限令が実施され、大半の期間で経済活動が停滞したことが大きく響き、四半期ベースではリーマンショック後の2009年第3四半期(7~9月)以来のマイナス成長を記録。また、下落率はアジア通貨危機の影響を受けた、1998年第4四半期(10~12月)の11.2%を上回った。

第2四半期のGDPを産業別にみると、寄与度の高いサービス業と製造業がそれぞれ前年同期比マイナス16.2%、マイナス18.3%と大幅に落ち込んだ。そのほか、鉱業がマイナス20.0%、建設業がマイナス44.5%となった一方、農業は唯一のプラス成長(プラス1.0%)となった。

また、需要項目別に見ると、民間消費がマイナス18.5%と、前期のプラス6.7%から大幅に減速。そのほか、民間投資がマイナス26.4%、公共投資がマイナス38.7%と共に大きく落ち込んだ。

なお、現在はほぼ全ての経済活動が再開され、直近の経済指標にも景気回復の兆候が表れていることから、中銀は「国内経済の最悪期は脱した」として、下半期(7~12月)には緩やかな回復基調を辿ると予測。今年通年のGDP成長率は前年比マイナス3.5%~マイナス5.5%を予測しているものの、2021年はプラス5.5%~プラス8.0%の成長を見込んでいる。

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投稿更新日:2020年08月17日