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2020.09.23
20年8月の米中古住宅販売は約14年ぶり高水準、価格は過去最高

全米不動産業者協会(NAR)によると、2020年8月の中古住宅販売件数(季節調整済・年率換算)は、前月比2.4%増の600万戸となり、2006年12月以来、13年8ヵ月ぶりの高水準を記録した。

好調の背景には、歴史的な低水準にある住宅ローン金利のほか、新型コロナウイルスの流行を受けてリモートワークが定着する中、郊外物件やより広い物件に対する需要が拡大していることがある。

物件種別ごとの販売を見ると、一戸建て住宅が1.7%増、コンドミニアムが8.6%増となった。また、地域別では全4地域で販売が増加。南部は0.8%増の年率換算260万戸で06年5月以来の高水準、中西部は1.4%増の141万戸と06年終盤以来の高水準、北東部は13.8%増の74万戸と3年ぶり高水準、西部は0.8%増の125万戸と6ヶ月ぶりの高水準を記録した。

その他、中古住宅の在庫は前年同月比18.6%減の149万戸となり、15ヵ月連続で前年比で減少。また、需給がひっ迫する中、販売価格(中央値)は前年同月比11.4%上昇の31万600ドル(約3,260万円)となり、過去最高となった。さらに、8月の販売実績に基づく在庫の消化期間は3.0ヶ月と、2006年12月以降で最も短い期間となり、健全な需給バランスとされる6~7ヶ月を大きく下回った。

NARのチーフエコノミストであるローレンス・ユン氏は、「たくさんの買い手が控えているため、年末にかけてさらなる販売増を見込んでいる」とコメント。ただ、需給のひっ迫で価格上昇が続く中、特に初回購入者にとっては値頃感が損なわれているといい、「新規供給を保ち在庫を確保することが重要」だとしている。

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投稿更新日:2020年09月23日