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2021.03.29
20年のフィリピン住宅価格指数は9.4%上昇、戸建てがけん引
フィリピン中央銀行によると、2020年通年の住宅価格指数(RREPI、14年1~3月=100)は、前年比9.4%増の138.9となった。新型コロナウイルスの流行により、フィリピンの住宅価格は第3四半期に落ち込んだものの、第1四半期から第2四半期にかけて力強く上昇していたこともあり、通年では上昇基調を維持した。

フィリピン住宅価格指数(物件種別)
(出所:フィリピン中央銀行)
物件種別ごとに見ると、デュプレックス(二世帯型戸建て住宅)とタウンハウス(連棟型住宅)が共に前年比で11.1%増加したほか、一戸建て住宅も同10.5%増と堅調だった。一方、コンドミニアムは同5.8%増にとどまった。また、地域別に見るとマニラ首都圏が同7.5%増、首都圏以外が同9.6%増となった。

フィリピン住宅価格指数(地域別)
(出所:フィリピン中央銀行)
これらのデータからは、コロナ禍で在宅勤務が増える中、郊外の広い一戸建て住宅への需要が拡大した可能性が見て取れる。ただ、特にデュプレックスの価格上昇には、足元で過熱感も感じられる。一方で、2019年頃から過熱感が強まっていたコンドミニアムについては、昨年第3四半期の落ち込みによって割安感が出始めている可能性がある。
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投稿更新日:2021年03月29日









