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2021.07.12
21年2Qの比オフィス需要は38%増、コロナ禍で最大の伸び

フィリピンの不動産コンサルティング会社リーチウ・プロパティ・コンサルタンツによると、2021年第2四半期(4~6月)のオフィススペース需要が、前期比38.5%増の16万9,000㎡となり、コロナ禍で最大の伸びを記録した。

全体の54.4%を占め最大の需要者となったのは、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)業界で、オフィススペース需要は2.6倍の9万2,000㎡となった。

大幅に伸びた背景について同社のデービッド・リーチウCEOは、新型コロナウイルスのワクチン接種計画がスタートしたことや、オンラインカジノ事業者(POGO)への課税制度を明確にする法案が可決されたことが、投資家センチメントの改善に繋がったと見ている。

また、2021年上半期(1~6月)のオフィススペース需要は29万1,000㎡となり、早くも2020年通年の75%に達したが、これについてリーチウ氏は「フィリピンが世界の占領者のレーダーに戻っていることは間違いない」と語っている。

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投稿更新日:2021年07月12日