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2022.04.22
フィリピン観光業、今後10年間は年6.7%成長を予測

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)はこのほど、今後10年間におけるフィリピン観光業の成長率が、年平均で6.7%になるとの予測を示した。また、観光業の雇用についても、今後10年間で年平均3%増加し、約300万人の新規雇用が創出されると可能性があるとしている。

なお、フィリピン観光業は、2019年時点ではGDPの22.5%を占める926億ドル(約11.9兆円)規模を誇っていた。しかし、コロナ禍入りした2020年は、外出・移動制限や入国規制などの影響により、80.7%減の178億ドルにまで落ち込み、GDPに占める割合も4.8%にまで縮小していた。

ただ、WTTCによると、2021年に観光業は前年比2.3倍の410億ドル規模に回復。前年に大きく落ち込んだ反動はあるものの、2021年の観光業の成長率としては世界4番目の水準になるという。

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投稿更新日:2022年04月22日