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2023.11.16
ダブルドラゴンが米ホテル市場に参入、加州で用地取得

フィリピンの不動産開発大手ダブルドラゴン・コーポレーションは14日、シンガポール子会社のホテル101・グローバルを通じて、アメリカのホテル市場に参入することを発表した。

今回、第1弾プロジェクト「ホテル101・ロサンゼルス」(客室数622室)の開発に向けて、カリフォルニア州ロサンゼルスのウエストレイク地区で3,647㎡の商業用地を取得。中心エリアであるダウンタウンから車で約5分、ロサンゼルス国際空港からも20分とアクセス性の良い立地となる。

客室は従来のホテル101ブランドと同様に間取りを1つに統一する方針で、開発や管理のコストを抑えることによってミドルエンドの需要獲得に繋げたい考え。一方、ホテル内には共用施設として2万sqft(約1,858㎡)の会議室が併設されるほか、オールデイダイニング、プール、ジムなども設置される。

なお、詳細は明らかにしていないが、客室はこれまでのホテル101プロジェクトと同じく1室ごとに分譲される予定で、販売総額は1億8,300万ドル(約276億円)を見込む。

同社は「ホテル101」ブランドを、2040年までに世界100ヵ国・地域で50万室超を展開する世界トップ5のホテルブランドとすることを目指している。現在、国外ではスペインのマドリードと北海道のニセコ地区でホテル建設に着手しているほか、イギリス、UAE、中国、インドなどへの進出も検討している。

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投稿更新日:2023年11月16日