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2024.11.18
24年3QのマレーシアGDP成長率は5.3%、内外需とも堅調

マレーシア中央銀行によると、2024年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比5.3%増だった。今回の結果を受けて、2024年1~9月の実質GDP成長率は同5.2%となっている。

詳細を見ると投資が堅調で、建設投資は同18.6%増、設備投資は同12.3%増とそれぞれ力強い動きを見せた。また、財・サービス輸出も同11.8%増と堅調だった。

一方、民間消費は前年同期比4.8%増と、前期(同6.0%増)から伸びが鈍化。また、鉱業も石油・ガス施設のメンテナンスに伴う生産量の低下の影響から、同3.9%減と軟調だった。

中銀のアブドゥル・ラシード・ガフォール総裁は会見で、「経済の先行指標は良好で、投資活動の拡大、輸出の改善、家計支出の回復が見込まれる」と指摘。通年の成長率は、4.8~5.3%になるとの見通しを示した。

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投稿更新日:2024年11月18日