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2025.07.24
ジョホール州の不動産価格が急騰、共同経済特区が追い風

米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)はこのほど、マレーシア南部ジョホール州で高級不動産の取引が活発化していることを明らかにした。

JLLマレーシアでマネージングディレクターを務めるジェイミー・タン氏によると、2025年第2四半期(4~6月)におけるジョホールバル市のサービスアパートメント平均取引価格は、2024年の年間平均と比較して20.4%上昇。特に、シンガポールとの越境鉄道「RTSリンク」(2027年開通予定)の発着駅が設けられるブキチャガー周辺の需要が高いという。

活況の背景には、シンガポールと共同で進める「ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)」の開発を見据えた投資意欲の高まりがある。また、ジョホール州でデータセンター投資が活発に行われていることも、住宅用・産業用ともに不動産需要を後押ししていると見ている。

一方で、タン氏は現在のジョホール州の不動産市場について、やや過熱気味だと指摘。特に、1sqft当たり1,000~1,500リンギ(約34,800~52,200円)の価格帯の物件で、新規供給が急拡大してきていることには注意が必要だとしている。

そのうえで、「供給過剰とならないよう、規制当局が特定の制限を課すことは重要だ。開発業者も利益のために時流に乗るのではなく、需給を一致させる必要がある」と警告した。

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投稿更新日:2025年07月24日