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2025.08.14
タイ中銀が2会合ぶりに利下げ、トランプ関税の影響に備え
タイ中央銀行(BOT)は13日に開催した金融政策委員会(MPC)で、政策金利に当たる翌日物レポ金利を0.25ポイント引き下げ、1.50%とすることを決めた。利下げは今年4月以来、2会合ぶり。
今年上半期のタイ経済は、トランプ関税を見据えた駆け込み輸出もあって底堅く推移したが、下半期以降は関税の影響が本格化することから、予防的に利下げを行うことを決めた。
サカポップ中銀総裁補は、アメリカの関税政策がタイの競争力を低下させ、中小企業を中心に脆弱な環境に置かれる可能性があると指摘。また、域内の競争激化によって年後半は近隣諸国からの観光客の減少が見込まれ、個人消費や中小企業に打撃となる可能性があることも利下げの決定を後押しした。
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投稿更新日:2025年08月14日









