海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2025.09.26
フィッチ、タイの格付見通しを「ネガティブ」に引き下げ

大手格付け会社フィッチ・レーティングスはこのほど、タイの外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)の見通しを、従来の「ステーブル(安定的)」から、格下げ方向で見直す可能性を示唆する「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。一方、IDRは「BBB+」に据え置いている。

フィッチは見通し引き下げの理由として、政治的な不確実性の高まり、輸出の低迷や観光業の回復の遅れに起因する経済成長率の鈍化、それらに伴う財政リスクの上昇などを指摘。一般政府総債務の対GDP比は8月時点で59.4%に上昇し、「BBB」格付けの国・地域の中央値に接近してきているという。

そのうえで、現在のところは、外部からの資金調達力や公的債務の返済能力は比較的良好なため、「BBB+」の格付けは据え置くものの、債務安定化の見通しが弱まったり、政治的な混乱が観光業に深刻な打撃を与えた場合には、格下げとなる可能性があると警告した。

タイ不動産についての最新情報

タイ不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2025.12.25
ベトナム、人口ボーナス終了見通しを2036年に前倒し

ベトナム統計局(NSO)と国連人口基金(UNFPA)はこのほど、国勢調査などを基にした長期的な人口動態の報告書「ベトナム人口予測 2024~2074年」を公表した。 報告書では、2024~2074年にかけての人口動態を、低出生率(女性1人当たり1.45人)、平均出生率(...[記事全文]

2025.12.18
タイ中銀が0.25%の利下げを決定、3年ぶり低水準に

タイ中央銀行(BOT)は17日に開催した金融政策委員会(MPC)の会合で、政策金利に当たる(翌日物レポ金利)を0.25ベーシスポイント引き下げ、1.25%とすることを決定した。利下げを行うのは今年4回目で、政策金利は2022年以来の低水準となっている。 中銀はタイ経済に...[記事全文]

2025.12.12
フィリピン中銀が5会合連続の利下げ、追加緩和には慎重

フィリピン中央銀行は11日に開催した金融政策決定会合で、政策金利に当たる翌日物借入金利を0.25ベーシスポイント引き下げ、4.50%とすることを発表した。利下げの決定は、5会合連続となる。 エリ・レモロナ総裁は会見で、公共事業を巡る汚職問題が、インフラ投資や企業・消費者...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2025年09月26日