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2025.09.26
フィッチ、タイの格付見通しを「ネガティブ」に引き下げ

大手格付け会社フィッチ・レーティングスはこのほど、タイの外貨建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)の見通しを、従来の「ステーブル(安定的)」から、格下げ方向で見直す可能性を示唆する「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。一方、IDRは「BBB+」に据え置いている。

フィッチは見通し引き下げの理由として、政治的な不確実性の高まり、輸出の低迷や観光業の回復の遅れに起因する経済成長率の鈍化、それらに伴う財政リスクの上昇などを指摘。一般政府総債務の対GDP比は8月時点で59.4%に上昇し、「BBB」格付けの国・地域の中央値に接近してきているという。

そのうえで、現在のところは、外部からの資金調達力や公的債務の返済能力は比較的良好なため、「BBB+」の格付けは据え置くものの、債務安定化の見通しが弱まったり、政治的な混乱が観光業に深刻な打撃を与えた場合には、格下げとなる可能性があると警告した。

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投稿更新日:2025年09月26日