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2015.06.11
【コラム】 需給ひっ迫が続くマカティCBDのオフィス市場

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不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナル・フィリピンが5月末に公表した、フィリピンの不動産市場に関する最新のレポートでは、マニラ首都圏マカティCBDのオフィス空室率が2016年第1四半期には1.4%と、15年第1四半期の2.2%から低下するとの見通しが示されました。また、オフィス賃料も向こう1年で、6.5%~7.6%上昇するとの予測も明らかにしています。

極めて低い空室率の背景には、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを中心に外資系企業による拠点開設の動きが相次いでいるなど、首都圏のオフィス需要が旺盛な一方で、オフィス供給量が少ないことがあります。しかし、コリアーズ社は2015~17年のマカティCBDにおける新規オフィス供給量を「ゼロ」と予測しているなど、開発余地が限られてきている中、同地区のオフィス空室率は今後も低下傾向にあるとしています。

そうした状況の中、今後はマカティCBDの近郊に誕生するオフィスビルの需要が拡大していくことが予想され、特にフィリピンのNo.1デベロッパー「Ayala」グループが開発を進めている「The Stiles Enterprise Plaza(ザ・スタイルズ)」のように、周辺環境も充実した高級オフィスは人気が集まりやすく、投資用物件として注目度が高まっています。

なお、コリアーズ社はマカティCBD、ロックウェル、ボニファシオ・グローバルシティのコンドミニアムの賃料も、向こう1年で4.7~5.1%上昇すると予測しています。

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投稿更新日:2015年06月11日