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2016.10.19
【コラム】イスカンダル・プテリで無料シャトルバスが運行開始

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イスカンダル・プテリの無料シャトルバスサービスとは?

マレーシア南部ジョホール州で進む壮大な都市開発プロジェクト「イスカンダル計画」。その旗艦エリアとして、高級コンドミニアムや国際金融センターを目指したオフィス街、世界各国の教育機関が集まる教育ハブなど様々な施設の開発が進む「イスカンダル・プテリ」(旧名:ヌサジャヤ)で今月15日、同地区のマスターデベロッパーを務めるマレーシア証券取引所上場の大手不動産開発会社「UEM サンライズ」が、無料シャトルバスサービスを開始しました。

このシャトルバスは、イスカンダル・プテリの居住者やその来訪者、投資家、労働者による利用を目的に毎日運行されるもので、ジョホールバル市の巨大バスターミナル「ラーキン・セントラル」と「プテリハーバー国際フェリーターミナル」の間を、イスカンダル・プテリの主要施設を経由しながら約50分で結びます。

ラーキン・セントラル発のバスは、始発の午前7時から75分おき(1日10本)に運行し、終発は午後6時15分。プテリハーバー国際フェリーターミナル発のバスも、始発の午前8時から75分おき(1日10本)に運行し、午後7時30分に終発となります。

ピックアップポイントは発着点となる2ヵ所に、約40の小売店とハイパーマートが集まる商業施設「アンジュン」、高級住宅街「イースト・レダン」、教育ハブ「エデュシティ」、レゴランド隣接の商業施設「モール・オブ・メディニ」、オフィスビル「メディニ 6&7」、世界的な映画製作所「パインウッド・イスカンダル・マレーシア・スタジオ」、ジョホール州と連邦政府の合同庁舎「コタ・イスカンダル」を加えた全9ヵ所が指定されており、イスカンダル・プテリの様々な場所にアクセスすることが可能となっています。

無料シャトルバスのルート

ラーキン・セントラル発

ラーキン・セントラル⇒(20分)⇒アンジュン⇒(1分)⇒イースト・レダン⇒(3分)⇒エデュシティ⇒(6分)⇒モール・オブ・メディニ⇒(5分)⇒メディニ 6&7⇒(6分)⇒パインウッド・イスカンダル・マレーシア・スタジオ⇒(5分)⇒コタ・イスカンダル⇒(4分)⇒プテリハーバー国際フェリーターミナル

プテリハーバー国際フェリーターミナル発

プテリハーバー国際フェリーターミナル⇒(4分)⇒コタ・イスカンダル⇒(5分)⇒パインウッド・イスカンダル・マレーシア・スタジオ⇒(3分)⇒メディニ 6&7⇒(5分)⇒モール・オブ・メディニ⇒(6分)⇒アンジュン⇒(1分)⇒イースト・レダン⇒(3分)⇒エデュシティ⇒(23分)⇒ラーキン・セントラル


※本マップはラーキン・セントラル発のルートです。フェリーターミナル発の場合、一部で停車順が前後する区間があるためルートが若干異なります。

人口増加が見込まれるイスカンダル・プテリ、公共交通も充実化へ

2006年から20年間に渡って進められるイスカンダル計画も折り返し地点を過ぎる中、16年6月末までのイスカンダル・マレーシア(イスカンダル開発地域=IDR)に対する累積投資額は2,079億9,000万リンギ(約5兆1,370億円)と、2025年までの目標としている3,830億リンギに対して順調に進捗しています。

直近でもスウェーデン発祥の家具大手イケアが、「ジョホール州の開発速度と人口増加に大きな商機を感じている」として、マレーシア国内最大規模の店舗を出店することを発表するなど、ジョホール州に対する投資資金の流入が続いています。

そうした状況の中で、計画開始時はパーム椰子のジャングルで何も建物がなかったイスカンダル・プテリにも、住居やオフィス、ショッピングモール、学校、病院、アミューズメントパークといった様々な施設が完成し始めており、居住者やビジネスマン、観光客など、街を歩く人の数も訪れるごとに増えてきている印象です。

当初10万人程度だったイスカンダル・プテリの人口は、2025年には50万人にまで拡大する見通しで、今回開始されたような無料シャトルバスサービスの拡充も含め、今後も計画の進展と共に生活の足は充実していくのではないでしょうか。

日進月歩で発展を続けるジョホール州の再注目エリア「イスカンダル・プテリ」。
まずは一度、実際に現地を訪れてみて、これまでの開発の進捗度合いや今後の将来性を肌で感じてみてみることをおすすめします。

イスカンダル・プテリの注目物件

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投稿更新日:2016年10月19日