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2023.11.20
23年3QのマレーシアGDP成長率3.3%増、内需堅調

マレーシア中央銀行によると、2023年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は前年同期比3.3%増となり、前期(2.9%増)から伸びが加速した。

詳細を見ると、世界経済の低迷を受けて輸出が同12%減と低迷。一方、雇用情勢の改善で民間消費が同4.6%(前期4.3%増)と堅調に推移したほか、政府消費も5.8%増(前期3.8%増)となるなど、内需の底堅さが下支えした。

アブドゥル・ラシード・ガフォール中銀総裁は今後について、外需の低迷や一次産品の生産減などがリスク要因になるとしたものの、観光産業や電子・電気産業の回復、設備投資の拡大などを背景に堅調な推移が続くと予測。2023年の経済成長率見通しを4%、2024年を4~5%とした。

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投稿更新日:2023年11月20日