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2024.02.08
23年のシンガポール月額世帯所得、7.6%増の1万869Sドル

シンガポール統計局によると、2023年における月額世帯所得(中央値)は、名目で前年比7.6%増の1万869Sドル(約120万円)となった。また、物価変動を加味した実質ベースでも2.8%増加した。

同統計は、国民あるいは永住権(PR)を保有する就業者が1人以上いる世帯を対象に調査したもの。

詳細を見ると、全10段階に分けられた所得階層別の実質増減率は、下位1割に当たる最低所得層が1.7%減、最上位と2番目の所得層がそれぞれ0.2%減、1.9%減となったものの、この他の所得層ではいずれもプラスだった。

この結果、所得格差を示すジニ係数(0~1で表され、0に近いほど格差が小さい)は0.433となり、前年の0.437から低下。政府からの助成金や税金を加味すると、0.371まで下がっている。

なお、2018~2023年の累積でも、名目で年率3.1%増、実質で同0.6%増と共にプラス成長だった。

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投稿更新日:2024年02月08日