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2025.05.02
ハワイが宿泊税を引き上げへ、26年1月から

ハワイ州議会はこのほど、宿泊税に当たる「トランジエント・アコモデーション・タックス(TAT)」を、2026年1月1日から0.75ポイント引き上げることを盛り込んだ法案を可決した。

これにより、TATは現行の宿泊料金(民泊やタイムシェア含む)に対して10.25%から11%に増加。さらに、ハワイの各郡はそれぞれ独自に3%の追加税を課しているほか、宿泊料を含む物品・サービスに対して計4.712%の一般物品税も課していることから、1泊当たり18.712%の税が課されることになる。

また、今回の法改正では、新たにクルーズ船の乗客もTATの課税対象に追加。ハワイに寄港・滞在する日数に応じて、クルーズ料金の11%が課税されることになる。

ハワイ州政府は、今回の増税によって新たに年間1億ドル(約145億円)の増収を想定。新たな歳入は、地球温暖化対策と観光管理に使い道を限定する方針で、森林・海岸・サンゴ礁の保護、山火事やハリケーンへの対策、観光インフラの改善などに充てるという。

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投稿更新日:2025年05月02日